EVENT
イベント情報
LOOP in JAPAN 2019
【イベント概要】
11月5日 (火)『LOOP in JAPAN 2019』が東京国際フォーラム ホールD7にて開催された。1999年にスタートし、42回目を迎えるLOOP。若手の登竜門的なヘアショーとして、若手スタイリストやアシスタントはもちろん、美容専門学生からも高い注目を集めている。今回も東京エリアから、フレッシュな感性を持つ9名(9サロン)が登場し、ステージを盛り上げた。
3サロン×3ステージ構成で、各サロンが垣根を越えてコラボレーション。1st STAGE【ハサミノチカラ】、2nd STAGE【DARK ROMANCE】、3rd STAGE【EPOCH REMAKING】とそれぞれにテーマを設定し、協力してステージを創り上げた。
ヘアショー=奇抜なクリエイティブという時代は終わり、リアリティブなデザインがステージを席巻。透明感あるカラーやトレンドのウルフなど、サロンワークでも活用したくなるテクニックやデザインに、観客は明日へのヒントを得てステージへ大きな拍手を送った。
1st STAGE「ハサミノチカラ」
アシンメトリーやディテールで個性を主張する衣装に身をまとった3名のモデルが登場。テーマの通り、毛先や削ぎだけではなくフォルムをしっかりとカットでチェンジさせていく展開に。シンプルながら手元を見せる構成のステージは、逆に新鮮。地毛ならではの緊張感が溢れる中、最後は各モデルに似合わせたトレンドデザインを披露した。
2nd STAGE「DARK ROMANCE」
カットクロスに仮面舞踏会を思わせるベネチアンマスクのモデルたち。モデルの表情が見えない分、仕上がりに期待が高まる。淡いバイオレットのウルフや、プラチナショートなどトレンド感のあるデザインを、カットで一癖プラスして仕上げたのが印象的。最後は客席まで降りてウォーキングを行い、観客はそのディテールにくぎ付けとなった。
3rd STAGE「EPOCH REMAKING」
1950~70年代と3つの時代を現代風に表現した3rd STAGE。ロカビリーなどそれぞれの時代をイメージする曲がBGMとして流れ、ステージを盛り上げる。カットやスタイリングなどそれぞれ得意な技術を武器に2名のモデルを仕上げ、最後はシューティング。ファッションやメイクのトータルで今っぽさをプラスして新しい世界観を披露した。