《学生と若手スタイリストのクリエイティブ魂が燃える 【LOOP in JAPAN 2015 34th】開催！》

12月1日、東京国際フォーラム HALL D7にてLOOP in JAPAN 2015 34thが開催された。
今年で34回を迎える【LOOP in JAPAN】は、若手スタイリストたちの情報発信の場として、
きくや美粧堂が1999年にスタートしたヘアショー。
前回からステージ構成をより若手スタイリストのクリエイション力をアップさせる“プレゼンテーション”と“クリエイティブ”にフォーカス。
コラボレーションビューティをコンセプトに、学生のパワー溢れるチャレンジステージと若手スタイリストならではの思考や創作力の溢れるステージで展開している。

オープニングアクトとして登場した美容専門学生によるスタイリングショーステージでは、
まだ1年生という若さながら若手スタイリストにも負けない存在感を放ち、2人のモデルをスタイリング。
そのフレッシュかつダイナミックなデザインに、観客も大いに沸き立った。

その後に続くプレゼンテーションステージでは、この冬トレンドのリアルクローズなスタイルを提案。
明日のサロンワークのヒントとなるステージに、写真やメモを取ってトレンドを学ぶ姿も。

最後を飾るのは、クリエイティブステージの見せ場となるリアルフォトシューティング。
その場で撮影した作品がスクリーンに映し出され、まるで雑誌やCMの撮影のような緊張感を体感。
独創的でエッジの効いたデザインに、会場はさらなる盛り上がりを見せた。

フィナーレでは美容学生、若手美容師が一同に会し、各ヘアデザイナーが創り出した世界観がコラボレーション。
観客の学生には大きな夢を、スタイリストには明日への活力を与えるステージは、大きな拍手に包まれて大盛況のうちに幕を閉じた。

STAGE1 OPENING ACT STAGE

テーマ： 【Tucky X’mas】
住田専門学校の1年生が、ヘア2名・メイク2名・サポート1名、計5名のチームでステージに挑戦。
来年のファッショントレンドとなる“Tucky (悪趣味な) ”にX’masを掛け合わせたテーマを自分たち流に解釈し、
2名のモデルで表現。
白・黒、ゴールド・シルバー、丸いシルエット・ツリーシルエットと、色やシルエットを2名のモデルで対比させ、
まったく違うテイストに作り上げた。
ヘアやドレスにはクリスマスのオーナメントを飾り、一足早くクリスマスムードを盛り上げた。
大塚みのり / 勝毛広貴 / 野坂 京 / 保高真生 / 鈴木春菜

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  野坂 京

  1つのテーマで2人のモデルさんを対比させることで、
  よりテーマに深みが出ればと思っています。
  私はヘアを担当したのですが、シルエットのバランスや飾りの配置など緊張する中練習以上に仕上げることができて楽しいステージでした。
• 
  大塚 みのり

  技術面や発想力など先輩方には追い付かない部分もたくさんありましたが、
  ぶつかり葛藤しながらみんなと力を合わせて乗り越えてきました。
  2週間毎日夜遅くまで寝ずに作品を作ってきたので、
  このステージが成功してすごく嬉しいです！