5月16日(月)、『LOOP in South JAPAN 2016 3rd』がアクロス福岡イベントホールにて開催された。
美容激戦区である福岡の、9つのサロンを代表する若手スタイリスト9名が登壇。今回で3回目の開催とあって、ステージごとの演出やテーマも完成度が高く、見応えは十分。各サロンそれぞれの個性も存分に発揮され、スタイリストの持ち味が活かされた高い技術が垣間見えるステージとなった。
　また、4月に起きた熊本での大きな地震に伴う被害に「美容で元気と幸せを」と、力のこもったメッセージが発信され、会場いっぱいに詰めかけた観客を魅了。前回に引き続き、今回も3ステージ全てでリアルタイムのフォトシューティングが行われ、ショーならではのライブ感を肌で感じられるものとなった。熱気に包まれた会場はフィナーレまで一気に駆け抜け、大盛況のうちに幕を閉じた。

1st STAGE　【cinema loop】

3人のスタイリストそれぞれが考える「映画の主人公」をステージ上でプロデュース。人は誰もが人生という名の映画の主人公である、という発想から、主役級の存在感を放つスタイリング満載で客席を魅了した。また、客席までも被写体として使ったフォトシューティングで、印象的かつドラマチックな締めくくりを演出し、「映画のような人生を送りましょう」というメッセージをステージ全体から発信してみせた。

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  江上 伸也

  OPS hair

  今回は、ステージ･テーマから連想し、映画『トイ･ストーリー』のキャラクターをイメージしたスタイリングに挑戦しました。美容師は、たくさんのお客様の人生観を変えることができる仕事だと思っています。ワンランク上の“かわいい”を提案して、美容室に行くことの楽しさや周りから褒めてもらうことの嬉しさをお手伝いできることが何よりの喜びです。
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  松元 功翼

  BEAUTRIUM

  今回のテーマ「cinema loop」では、皆さん一人ひとりがそれぞれ映画のような人生を送っている、ということをステージで表現しました。今回のような大きなステージに立てることはとてもハッピーなことで、その気持ちもスタイリングに込めています。東京･関西から福岡に出店して早2年。毎日、お客様を幸せにできる美容師という仕事を、楽しんでいます。
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  河原 未都里

  SARA

  今回は、「映画」というテーマをティーンズ世代の2名のモデルでスタイリングしています。一人ひとりの個性に合わせた“似合わせ”にこだわって創りました。サロンで働くということは、一人ひとりのお客様のたくさんの魅力を引き出せること。「ありがとう」、という言葉がたくさん飛び交う場所であるのはとても魅力的なことだと思います。